ZEB事例一覧

公園に面して広いエントランスホールと開口部を設け、テニスコートや野球場などの公園施設と一体的に利用できる施設としています。また、太陽光発電設備の導入をはじめ、高効率の空調・給湯設備やLED照明の採用、外皮を高断熱化し高性能ガラスや深い庇による熱負荷の低減を図ることで高性能な環境配慮建物を実現しています。発電した電力等をモニターに表示し見える化することで、公園を利用者した方々に環境配慮への取り組みについて、関心を高めていただくことを期待しています。

　建設地である戸越公園の歴史的な景観と豊かな自然に配慮するため、壁面緑化や漆喰・瓦を用いた外観で周囲との調和を図ることを外観コンセプトとしています。また、太陽光発電システムなどの創エネ設備の導入をはじめ、地中熱による空調システムやＬＥＤ照明の採用、外皮の高断熱化や、高性能ガラス・深い庇による日射遮蔽など、高効率な機器を導入した建築計画により省エネを図ることで、高性能な環境配慮建物を実現しています。展示施設という特性を生かし、これら環境配慮設備を見える化・解説することで、区内外の方々が気軽にＺＥＢ建物に触れることが出来る機会を提供します。

都市公園内に建設される図書館である。敷地内高低差を活かし、外皮の約半分は地中とし、地上に現れる外皮は高断熱ガラスとすることで、大幅な負荷低減と公園と連続する開放的な空間を実現している。
また、建物周囲には公園と景観的に連続する高木を植樹しつつ、建物勾配屋根の深い庇により負荷を抑制。勾配屋根頂部にハイサイドライトを設けることで、室内に柔らかな自然光が拡散する明るい室内環境を作っている。
　ZEBReadyの達成とともに、公園との一体感を存分に体感できる建築である。

自然環境を効率よく活用し、極めて高度に洗練された技術を備えた建築とし、自然光や通風を単に採り入れるのではなく、そこに高度な省エネ技術を連携させることで、町内外に誇れる”低炭素型庁舎”とする。

ハザードにかからない立地を活かし、災害時でも最低限の活動が出来るよう、ZEB化した上で十分な太陽光発電と最小限の蓄電池を導入、地域の災害時も物資供給できる建物とする。

本建物は1階に作業場を要する営業所である。作業場は非空調領域のため、外皮だけでなく、2階事務所区域の空調域を囲むように建物内でも断熱し、
空調領域の断熱性能強化を図るなどして省エネを図り、またオフィスワーカーの底冷えなどを軽減するなど、オフィス部の特に冬季における快適性を向上させる建物を目指した。