ZEB事例一覧

建物の外皮性能の向上、高効率設備（高効率空調機、LED照明等）の導入により一次消費エネルギー量50％以上の削減を図る。
また、創エネとして導入する太陽光発電は全量自家消費し、災害時は蓄電池と組み合わせて一部フロアを避難所として利用可能な自立運転機能を有する。

「環境への配慮したオフィス」「健康性・快適性に優れたオフィス」「安全・安心なオフィス」3つのコンセプトを基にNearly ZEBの実現やABW（アクティビティ・ベーズド・ワーキング）の採用、そしてBCP（事業継続計画）対策などを計画している。

建物から消費されるエネルギーを「実質的にゼロ」にする。そのため建物性能（外皮）の向上、省エネシステム、創エネ（太陽光発電）を導入し、建物全体としてZEB化を達成している事務所です。また、ＢＥＭＳでの制御・監視・計測技術を活用しエネルギーの効率的な利用を徹底します。

小鹿野町の町有林を間伐して得たスギ・ヒノキを構造材・内外装材に活用した純木造の庁舎。新技術である平角組立柱を採用した大規模な木造建築物の実現と、地域の持続性に貢献する高度な省エネ性能を有する環境配慮型庁舎となることを目指した。建物は議場を多目的に利用し災害時にも活用できる配置とした。高断熱化された建築・高度な省エネ技術の設備・自然エネルギーの活用により、高い環境性能、災害時の事業継続性を備える。

『「共生・協働」「安全・安心」をまちづくりの基本とし、「住みやすさナンバー１のまち　八潮」を実現するための拠点とする。』ことを基本理念とし、５つの基本方針を定めています。その中には、「まちづくりや災害時の拠点となる、安全・安心な庁舎」「機能的で働きやすく、環境にやさしい庁舎」が掲げられ、災害時には防災拠点として市の統括的防災活動を確実に行える庁舎であるとともに、平時から周辺環境と連携・調和し、省エネルギー性能に優れ、環境にやさしい庁舎とするため、太陽光発電や地中熱等の再生可能エネルギーを積極的に導入しています。

当敷地は、品川区景観計画に基づく重点地区に指定され、瓦による小庇や旧東海道のシンボルである黒松の植樹をするなど、街並みとの調和を図った外観計画としています。環境配慮としては、建物の外皮性能向上や、高効率空調・換気設備、LED照明の採用により、消費電力を抑え温室効果ガス排出抑制を図ります。その他、太陽光発電設備、蓄電池を活用し、災害時の電力確保にも努めています。また、太陽光発電状況等を閲覧できるモニターを入口付近に設置し、来館者にZEBを身近に感じてもらえる機会を提供します。