ZEB事例一覧

都市部テナントビルのZEB化のモデルケースを確立し、投資対効果の検証や、当社ESG取組みのPR効果を期待する。

自然エネルギーの活用、最新設備機器、制御システムの導入により「エコキャンパス」の実現を目的とする。熱源・空調機器の選定では、棟全体を統括的に捉え大学特有の同時使用率を考慮し合理的な空調計画とした。
また外気導入にＣＯ２濃度制御、人感センサーによる照明制御を導入し、利用状況に応じて運転を行う。様々な技術を取り入れ、ＺＥＢ　Ｒｅａｄｙを達成させ、先進的な環境配慮型キャンパスを実現する。

これまで蓄積した省エネ法対応資料、東京都地球温暖化対策計画書及び各種エネルギー利用状況報告書等に準拠し、省エネルギーに努め、SDGsを反映した気候変動の具体的提案として、地球温暖化対策の一助となるべく、基本設計計画・実施設計にて構築されたパッシブな建築設備機構とアクティブな各種設備システムにて原単位の削減を図る計画である。

本建物は、ビル単体で年間エネルギー収支ゼロを実現する『ZEB』として2014年5月に竣工し、竣工後の実績でも5年連続の『ZEB』を達成し、名実共にわが国を代表するZEBプロジェクトとなっている。
2014年に始まったBELS認証においては最高ランクの★★★★★評価第一号を取得した。この度、未評価技術を汎用技術へ置き換え、経済合理性を追求する改修を行ない、BELS『ZEB』認証を得た。

大成建設技術センターに現存する材料実験棟の増改修工事。計画では、ＬＣＣＯ２削減効果が高い既存躯の活用を選択し、躯体以外の内外装仕上や設備機器を全て更新。
様々な環境技術の導入を行うことでエネルギー多消費型の施設にあっても、省エネ・創エネ性能に優れる「Nearly ZEB」を達成する、地球環境にやさしい実験施設への転身を図った。

本建物は、東京都下水道局が所有する芝浦水再生センター敷地内で､地下に下水道施設を整備し、その上部に業務･商業系ビルを建設した官民合築の「環境配慮型オフィスビル」である｡
また､太陽光をビル内に導くスカイボイドやナイトパージ､下水熱を利用した空調設備､再生水利用など､快適性と省エネルギーを両立させることで､オフィス部のZEB Ready認証に貢献している｡