北海道のZEB事例一覧

寒冷地特性に合わせた汎用性の高い設備でＺＥＢを実現。災害などの緊急時でも強靭なＺＥＢ事務所ビルとして地域に貢献。カーボンニュートラルを積極的に推進。

用途がホテルであるため、年間を通した宿泊稼働率、チェックアウト・チェックイン時間のばらつきなど、エネルギー消費の変動が激しい特性があるが、ZEB化の実現により環境負荷の低減・サステナブル社会の普及に貢献する。

環境に配慮した快適な空間と省エネルギーを両立させた建設計画にZEB化を実現させることで更なる環境負荷の低減・サステナブル社会の普及に貢献していきたい。ZEB化の実現には、高断熱化・高性能窓ガラス・日射遮蔽によりエネルギー負荷軽減を図り、高効率設備の導入により省エネルギー化をさらに強化する。運用面ではBEMSおよび高性能集中リモコンを導入し、計測データを元にした運用チューニングを実施する。

高断熱化・高性能窓ガラス（トリプルLow-Eガラス）の採用、高効率熱源設備（空冷ヒートポンプモジュールチラー、ジェネリンク）、高効率設備（空調・換気・照明）の導入により建物に対するエネルギー負荷軽減を図ることで、環境配慮と省エネルギーに加え、環境負荷の低減・サステナブル社会普及への貢献をコンセプトとした建築物を構築する。

自然エネルギーを積極的に活用した「北国空調」方式と、人検知センサーによるLED照明制御の導入、更に運用管理の工夫により、運用実績でも「ZEB Ready」を目指す。

高効率空調機器、全熱交換器、直膨型外気処理を採用。寒冷地における空調エネルギーを抑制